ヒグマ/Brown bear

山の神に出会った。
その姿は
とても神々しく
そして
美しかった。

大きな体であるにも関わらず
身のこなしはとても軽く
滑らかな動きだった。

ウトウ/Rhinoceros Auklet

天売島は
ウトウの世界最大の繁殖場所である。

太陽が沈み
辺りが暗くなると
一斉に洋上へ出ていた
オスのウトウたちが戻って来る。

カメラを構える頭上を
無数のウトウたちが舞う。

生命を繋ぐため
真剣な姿が
闇夜に浮かび上がった。

ウトウ/Rhinoceros Auklet

日が暮れる頃
ウトウたちが
一斉に巣へ戻って来る。

変わった嘴を持つウトウ。
この瘤が付いたかのような嘴で
地面を掘り巣穴を作る。

マヒワ/Eurasian siskin

海を眺めた後
島内に無数とあるフットパスを歩いた。

時折
冷たい雨が振る。

それでも野鳥たちは
活発に飛び交っていた。

小鳥の群れが目の前に入った。

覗いて見ると
マヒワのメスだ。

新芽を食べているようだった。

無邪気に餌を頬張る姿。
可愛いだけでなく
たくましさを感じる。

ハヤブサ/Peregrine Falcon

海に浮かぶ
多くの野鳥を眺めていた。

気がつくと
野鳥たちの姿は減っていた。

辺りを見回すと
猛スピードで
海上を飛び回るハヤブサの姿が。

ハヤブサは猛禽類で
海鳥も捕食する。

ハヤブサも
海鳥たちも
生きることに必死だ。

この時は
ハヤブサが捕食することはなかった。

ハヤブサも生きていくためには
何かを捕らえなければならない。

生命を繋ぐ
筋書きのないドラマ。
ただただ見入ってしまった。

ケイマフリ/Spectacled Guillemot

眼下に
大海原を望む。
そこには
点々と海に浮かぶ海鳥たちの姿があった。

かん高い鳴き声が
海から聞こえてくる。

海から舞ったケイマフリ が目指したのは
高くそびえる崖だった。

彼らはそこで
新たな生命を繋いでいく・・・

ウミネコ/Black-tailed gull

カモメと言えど
種類はたくさん。

天売島でカモメと言えば
「ウミネコ」だろう。

今時期は
子育ての真っ只中。
営巣の苦労だろうか。
目の前を飛んだウミネコの羽根は
痛んでいた。

そんなことも気にしていられない。
生命を繋ぐことに真剣な姿が
目の前で見られた。

天売島を出て数日。
温めていた卵が孵ったりしているそうだ。

ウトウ/Rhinoceros Auklet

鉛色の海に浮かぶ野鳥はたくさんいるが
この野鳥を見ると
「天売島に来たな」という気持ちが高まる。

天売島に近くにつれ
ウトウの姿が増える。

今天売島には
営巣のため40万羽ほどのウトウがいるそう。

メスは巣の中で卵を温める。
オスは外洋へ出て
餌を採って来たりする。

色々学びのあった
天売旅。

皆さんにも少しお裾分けしていきます・・・

これで
羽幌から天売等へ向かう船からのシリーズは終了。

いよいよ島の写真を
次回からお伝えします。

ケイマフリ/Spectacled Guillemot


船がどんどん進む。
進むにつれ
雨足が強くなり
鉛色の海へとなっていった。

すると現れたのは
赤い足が特徴のケイマフリ。

鉛色の海でも
その赤色は目に止まった。

雨が降ろうとも
その赤い足で海を蹴って前に進む。

あどけない表情の野鳥だが
野生に生きる姿は
とても力強い。