覗く2頭。死が迫る認識はない。

覗く2頭。死が迫る認識はない。

北海道の大自然の中。
風を切って。
波音を聞いて。
遠くの稜線を眺めて。
そんな環境下でのドライブって、ただ、車を走らせるだけでも、とても贅沢なんですよ。
それに、助手席に妻が居たり、好きな音楽を掛けたりしながら車を走らせられる日は、もうウキウキですよ。

さてさて、北海道ドライブ。
車窓から見える景色って、どれも素敵に思えるでしょ?
そうもいかないのです。

人間の生活と獣との関わり

ヒグマのお話でも触れましたが、人間の生活圏は野生動物の生活圏と肉薄しており、互いの生活圏が重なっていることも多いのです。
人間が、山や背丈程の藪を漕いで進むとき、つまり道無き道を行くというとき。
まず何をするのか?何を探すのか?

獣道を探す。

獣道は野生動物とのバッティングの恐れもありとても危険である。
しかし、バッティングして危険な野生動物は「ヒグマ」くらいだ。
なので、足跡(地面)を見ることがとても大切なんです。
個人的に大切にしていて、ハンターの方も実践されていることです。

「草が土に埋もれているか」

ただ倒れているだけのパターン。
1.エゾシカが何度も往来する道
2.ヒグマがたまたま通った道

しかし、倒れている草に土が被っていたり、土に埋もれているパターン。
3.ヒグマが何度も往来する道。

「3」なら退避確定です。

話を戻して、人間にとっての獣道は、「人間も通りやすい道」ということを伝えたいのです。

そう言った獣道がある場所は、藪や山のような自然豊かな場所。
そしてそんな場所は、基本、人間の生活圏からは離れています。

しかし、生活圏から離れていようと、インフラ整備(電気、道路など)は必要なわけで。
私だけじゃないはず。皆さんも「こんなところまで、こんなに整備されているのか!」「こんな山中なのに道路キレイ!」とか、そんなことを思ったことはありませんか?

もともと野生動物しか利用していなかった場所を、人間も利用するようになったのです。

街中でも野生動物を見かけることもありますが、そう頻繁に出会うこともないですが、野生動物のエリアに近いところでは、よく出会えるものなのです。

野生動物の世界に入り込む

北海道はご存知のとおり、47都道府県で日本一の広大な面積。
道路や線路が張り巡らされないと、経済の発展、流通はもちろん、人間の生命を助けることも難しくなってしまうこともあり、インフラ整備が行き届いていることに、ただ感謝ではあるのです。
しかし、端っこ端っこを開発していくと多くのロス(時間やコスト、距離など)が生まれるため、自然のど真ん中をぶった切るようなインフラ整備も行われているのは事実。
つまり、「自然のど真ん中」というのは、野生動物が住む世界の中に入り込むということなのです。
野生動物が好きな人、野生動物に対して興味無い人。そんな両者であっても、自然のど真ん中を通る道路を走行していても、「野生動物の世界の中にいる」という感覚を持つ人は、北海道民であっても、そう多くないと思う。

こんなことがあった。
北海道では何も珍しくない。
珍しくない光景が、嫌に心を締め付けた。

後編はこちらから。
覗く2頭。死が迫る認識はない。【後編】

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投稿日: 2019年7月20日makoto_kobayashi

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