山に入っていく道を走っていまきした。
もぞもぞ動く黒いもの。
ヒグマでした。
ヒグマって、注意深いし、警戒心強いし。
人の気配や車が近づくと、隠れるように逃げていくものです。
しかし、この個体はずっと下を見てうろちょろ。
別にこちらを見る気配もない。
注意深さや警戒心が和らぐとき。
それは「食事中」のようだ。
食事中でも、近くに別のクマがいるような場合は違う。
キョロキョロしながらのご飯で、そういうときは、長居することは少ないのです。
さてこの個体は、長居ことこの場にいました。
車内から観察しましたが、ずっと下ばかり見てて。
なかなか顔を見せてはくれませんでした。
だけど気をつけないといけないことが。
警戒心が薄くなるということは、食事に夢中だから。
つまり、食事に集中し過ぎて、人間(登山者や山菜採り)と思ってもいない出会いをすることもあるのです。
そんな時に出会ってしまうと、ヒグマはパニックに。
ゆったりのんびりご飯中だった状態から、一気に緊張状態です。
つまり、「その場から逃げたい!」「目の前にいるのは敵!やられる前にやらないとー!」ということで、人間との事故も起きやすい状況なのです。
なので、食事中のヒグマを万が一見かけたのなら近寄らず。
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