8月8に時が止まった。しかし違う形でまた新たに時を刻み始めた。

8月8に時が止まった。しかし違う形でまた新たに時を刻み始めた。

6年前の初夏。何となく「山を登ろう!」と思い立って行った山。サクッと登って、パーっと降りてきた夕方。
その時間から登り始めようとしていた男性がいたんです。その男性は大きなカメラを持っていたような。
それがFさんとの出会い。

まだその時はカメラにハマっていなかったので、凄く気になって声を掛けたんです。
話していく中でカメラマンではなく、記者であるということが分かりました。
初見の立ち話で、2時間くらいですかね。話しました。
その時に1冊の本をくれました。その方が著者として名を連ねた本。当時は、自然への意識も低く「凄い人だなぁ〜」と軽く思うくらい。
もちろんいただいた本は読みましたが「無縁だな〜」という感想。

そこから少しすると仕事で再開したのです。
周りの記者にも聞くと「凄い人」「何で知り合いなの!?」と驚かれる。何だか偶然にして凄い人と出会えていたようだ。

その人は、凄い人であるにも関わらず、威張ることもなく雑談などをした。
月日は経ち、野鳥に興味を持ち始め、写真展を行うまでになった。すると、その写真展を取材してくれるようになった。
そして、野鳥について話しを深めていくようになった。どんどん共通の話題や共通の知人などができた。
会えば自然情報のやり取りをし、「こんな取材に打ち込んでいる」といった話もした。

そして私自身の興味は、野鳥のみにとどまらず、自然全般に広がりを見せて行った。
写真を撮ることはもちろん、現地の取材行為も合わせてするようになった。
そうなったのも、Fさんとの出会いがあったからかも知れない。
Fさんとの出会いがなくても今のような取材をしていると思うが、もう少し後になっていただろう。

Fさんは報道マンとして一線を退いただけ。これからもフリーで取材はしていくと話した。
きっと自然をたくさん取材するのだろう。
僕はそうであって欲しい。

機会があれば一緒に取材をしたいと思ったが、早々一緒に行動できる人でないのは重々承知している。
だけど願望はあった。
現役中に共にしたかった大きな取材があったが、それは叶わなかった。

だけど、邪魔にならずに済んで良かったという安心感もある。

仕事を辞められるのも聞いていて、辞めてからも少し時間が経っていて。
もっと早くに電話もできたけれど、何かあまのじゃくなところもあって、今日連絡したんです。
8月8日を連絡する日に決めたのは、「取材を共にしたい」という思いがまだあり「縁」を感じて貰えたらと思ったから。

この日は何の日か。写真家であり詩人でもある星野道夫氏の命日である。
星野氏はロシアに生息するヒグマによって生命を落とした。
そんな”ヒグマ”をともに取材したかった。

Fさんの形態に電話をしてみた。
色んな雑談をした。
そろそろ切ろうかなという流れで「8月8日に電話したわけ」を伝えた。
何となく理解してくれたような気がした。
そこからヒグマの話が始まった。
それこそ、今話題になっているヒグマの情報をやり取りした。
アイヌの人々は、ヒグマのことを山の神キムンカムイと呼んだ。
しかし、人に手をかけたヒグマは悪い神ウェンカムイと呼ぶ。
「ウェンカムイを生まないためにできることを模索したい」と伝えた。

「今度飯でも食べながらやろう」と返してくれた。
社交辞令かも知れないし、多くの人が持ちかけている話かも知れない。

だけど、そこで済ませてしまうのか。誠意が伝わるほどに勉強をし、自己取材して来たことを思いに乗せて伝えたい。
そして、尊敬する人との取材をしてみたい。

憧れは憧れのままにしておくのも美学かも知れないけれど、憧れを達成するために模索するのもまた良いと思っている。

〜お世話になったFさんとのやり取りから〜

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投稿日: 2019年8月9日makoto_kobayashi

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